オンラインでもリアルでも使える! 会話が弾む会議のアイスブレイク3選
こんにちは。
知恵の場オフィスの西畑です。
最近は、めっきり、オンライン会議が増えましたよね。
同じ会社内にいながら、別の会議室に入って、オンライン会議に参加する、
なんてことも、コロナ禍では、当たり前になってきました。
みなさんの参加している会議は、会話が弾んでいますか?
お互いに顔を見合わせながら、沈黙の時間が流れていく・・・。
そんなことにはなっていませんか?
今回は、オンラインでもリアルでも、
会議の冒頭に行うと、会話が弾むこと間違いなしの、
「アイスブレイク」3選を、お伝えします。
【会話が弾む会議のアイスブレイク3選】
(1)Good&New
(2)チェックイン
(3)聴き合うワーク
(1)Good&New
アイスブレイクの王道がこちら。
つまり、「最近あったよかったこと・新しく始めたこと」など、
「近況報告」の中でも、「ポジティブな側面」にフォーカスして、
全員が一言ずつ言葉にすることで、
場の空気感を温かに柔らかにし、かつ、各自の舌を滑らかに、
全員が発言しやすい空気感をつくっていきます。
メンバーのプライベートな一面や価値観なども垣間見られ、
毎回、会議の冒頭にやり続けていくと、確実に、
チームの関係性はよりよくなっていくのを感じられると思います♪
【所要時間:1人1~2分×人数分(短めに行うことや小グループで行うことも可能)】
(2)チェックイン
コーチングのセッションなどでよく行われるのが、こちら。
「チェックイン」とは、
「今この瞬間の自分の状態を話すことで、今の自分を客観視すると同時に、
これからの対話により集中していくためのアプローチ」
のことです。
たとえば、ランチタイム直後の会議だと、
「食べ過ぎました」「ちょっと胃が重いです」「少し瞼が重いです」など、
感じていることを正直に口に出すことで、
場も和みますし、これから行われる会議に集中しやすくなります。
また、
「○○社との連絡が中途半端で、電話がかかってくるんじゃないかと気がかりです」
「●●でミスをしてしまったので、その対応に追われていてそわそわしています」
などと発言することで、全員がその方の状況を把握することができます。
また、本人も、発言することで少しだけ落ち着き、安心し、
目の前の会議に集中しやすくなります。
何か気がかりがありそうな雰囲気の方や、
いまいち集中できていなさそうな方がいるときには、オススメのワークです。
(所要時間:1人30秒程度×人数分)
(3)聴き合うワーク
いろんな「アイスブレイク」がある中で、あまり知られていなくて、
かつ、西畑の一押しが、こちら。
「聴き合うワーク」とは、
2人組、あるいは3人組に分かれ、「今の自分の状態」について、
1分交代で2往復程度、①話を聴く、②話をする、役割に分かれて、
お互いの話を集中して聴き合っていくワーク
のことです。
【 1回目】①話し手 ②聞き手
【1分経過後】①聞き手 ②話し手
【2分経過後】①話し手 ②聞き手
【3分経過後】①聞き手 ②話し手
(3人組の場合は、1番・2番・3番を決め、1分ずつ、順番に話していく)
(残りの2人が聞き手となり、しっかりと話を聴く)
チェックインをよりディープに行う形ですが、
ペアで行うことで、パートナーの方に対する信頼感が高まり、
ペアの間の空気感は一気に和みます。
その後、全体で、
特に盛り上がっていたペアや、笑いが絶えなかったペアなどを指名して、
発表してもらうと、さらに場も和やかに温かになります。
(所要時間:5分+全体共有)
いかがだったでしょうか?
アイスブレイクにもいろいろあることを感じ取っていただけましたでしょうか?
アイスブレイクの目的は、
「全員が発言することで、その後の会議で活発な発言が生まれるやすくすること」と、
「発言を受け止めてもらえる安心感を、全員が肌で感じること」です。
「しっかりと聞いてくれる人がいる安心感」を全員が感じるからこそ、
職場内の「心理的安全性」は高まっていき、
本音の議論ができるようになっていきます。
それは、オンラインであっても同じ。
むしろ、画面越しに心の隔たりを感じてしまいがちなオンラインでのミーティングだからこそ、
アイスブレイクを大切に、本音の言える関係性を育んで、
より豊かな会議をデザインしていっていただけたらと願っています。
ぜひ、いろんな場面で、活用してみてくださいね。