知恵の場オフィスの体験談

入居者の方から、
嬉しい言葉をもらいました。

  1. HOME
  2. インタビュー
  3. 「うつ自殺をゼロに!」するためにも、お互いの想いに共感できる仲間の存在が何よりも大きい

田倉さとみさん
心理カウンセラー

田倉さとみさん

「うつ自殺をゼロに!」するためにも、お互いの想いに共感できる仲間の存在が何よりも大きい

現在のお仕事内容を教えてください。
22歳でカウンセラーになって以来、ずっと心理カウンセリングをしています。公私ともに自己実現するカウンセリングを提供しています。私は「4つの健康」があれば人は幸せになれると思っているのですが、バランスを崩している方が非常に多いです。「4つの健康」とは、①体の健康 ②精神の健康 ③経済面(お金)の健康 ④社会的な健康(つながり、社会貢献)です。特に、人間関係(つながり)をなおざりにしている人が多いように感じています。例えば、仕事だけがんばって離婚してしまう経営者は非常に多いです。それでは本当の意味での豊かさは得られないと思います。また、子どものことだけにかかりきりになるお母さんも違うと思うんです。自分のことと人のこと、そのバランスをうまく保ちながら、両方実現できるようになってこそ、本当の健康(幸せ)が得られる。そう思って関わらせていただいています。ワークライフバランスではなくて、「生活の中の一部として仕事がある感覚」です。その時々に合わせて、自分の心の声に正直に選び取れる人が増えたらいいなと思っています。
現在のお仕事を始めたきっかけは何ですか?
中学生の頃、保健室で過ごしている子がいました。私は保健委員だったので、気になって先生に質問したら「保健室登校」だと知りました。彼女は、いじめがあってクラスに入れなくなっていたんです。それ以来、毎日声をかけたり、手紙を送ったりするうちに、友達になることができました。そして、クラスメイトにも働きかけたら、最初は「偽善者」「先生に気に入られたいからでしょ」と風当たりがきつかったのですが、次第に理解も得られて、仲間も増えて、先生も配慮してくれて、彼女が授業に参加しやすいようにしてくれたんです。それで、彼女も授業に出られるようになって、卒業の時に、「ありがとう」と言われてすごく嬉しくて。人の相談に乗ったり、力になったりすることで、理想を現実に変える仕事がしたいと思って、カウンセラーを目指すようになりました。
知恵の場オフィスへの入居の決め手は何でしたか?
志師塾の講座を受講して、特典のプランで入居しました。もともと新宿でセッションをすることが多かったので、体験セッションの顔合わせにシェアオフィスが使えるならいいなと思ったことが決め手になりました。
知恵の場オフィスはどのように活用していますか?
普段は自宅で仕事をしているので、気分転換したいときに、知恵の場オフィスに足を運んでいます。場所が変わると、それだけでアイデアがわいてきたり、仕事がはかどったりするんです。最初は、顔合わせなどもしていましたが、最近はコロナの影響で、対面でのお仕事がなくなり、セッションは完全にオンラインに移行しているので、顔合わせでの利用はなくなりましたね。
入居の前後でどのような変化がありましたか?
作業が本当にはかどるようになりました。それまでは、ファミレスとかカフェとか、いろんなところに行っていたのですが、カフェだと隣で痴話げんかがあったり、ファミレスだと若い子がワイワイやっていたり、赤ちゃんが泣いていたりして。そんな中ではなかなか集中できません。「ここに行けば作業ができる」という場所ができたことで、仕事の効率が上がりました。
入居してよかったことは何ですか?
何よりも「仲間」に出会えたことが一番大きいです。今も定期的に情報交換をしています。また、定期的に勉強会に参加することで、同じ方向に向かっていく仲間と出会えるので、元気ややる気をもらっています。一人ではないと思える仲間の存在は、本当に、何よりも大きいですね。
今後の展望は何ですか?
世の中から、「うつ自殺」をなくしたいと思っています。この目標を達成するためには、一人では無理なので、スクールで活躍できるカウンセラーの育成をしっかりとやり、想いを継いでくれる人を増やしていけたらと思っています。「志師塾」で学んだおかげさまで、私自身の「志宣言」ができているので、説明がしやすく、想いに共感していただいて、紹介や申込につながりやすいのは非常にありがたいです。塾長である五十嵐さんにいい報告ができたらと思っています。